お知らせ

JIPAK会員様の翻訳図書をご紹介します。


JIPAK正会員、片山勢津子さん(LAISインテリア研究室)の翻訳された図書をご紹介します。フランスの文化にも詳しく、フランス滞在の経歴がある方です。ご興味のある方はぜひお手に取ってご一読下さいませ。

 

 

『ロココ 愛の巣』
ジャン=フランソワ・ド・バスティッド著,片山勢津子 訳

 

タイトル『ロココ 愛の巣』とは、原題<La Petite Maison>の意訳で、当時流⾏していたパリ近郊の別邸を指すものです。建築家ブロンデルが陰の著者で、ロココ様式絶頂期の空間描写が描かれていることから、施主への教育的意図を込めて理想的な館を描いた、短編⼩説だと思われます。

翻訳本では場所毎に章⽴てをして、解説の他に、舞台となる館の平面図、挿絵、脚注を加えて、読みやすいように⼯夫を凝らしました。フランス18世紀建築史が専⾨の⽇仏お⼆⼈の寄稿⽂は、この書の隠れた意味を教えてくれるはずです。リベルタン⼩説として、当時のデザインや芸術技術を知るための資料として、さらに当時の思考を知るための資料としても、有意義な図書です。ご高覧頂ければ幸いです。

 

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